施工事例 漏水~カビ対応 2023年01月15日
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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

いつも施工事例をご覧くださりありがとうございます。

株式会社LOOPLUS中嶋です。

今回は新年ですが漏水~カビについてのお話しです。

 

去年の6月にとあるお客様の洗面化粧台の交換と、玄関周りの

タイルがめくれているので、CFに貼り換えたいとのご要望で、

調査にお伺いさせていだだきました。

 

化粧台の寸法を測ろうと寸法取りをしていたところ、

化粧台の下の配管の下側が濡れていて、よく見るとお湯側からじわりじわりと

拭いても拭いても水滴が出てきていました。

床下を除いてみると…。

びしょびしょです😢

点検口下も染みていました。

急いで床下の水を拭いた後、アクアボーイ(吸水材)を置きました。

お客様にお伺いしたところ、一度水漏れを発見し、止水栓を調整して止まったので、安心されていたそうで、

床下収納の下を見られて、まさかここまで水が溜まっているとは💦と大変驚いておられました。

 

床を剥いで様子を見てみましょう!

という事になり、いざ解体へ!

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン床が濡れて黒ずんでおりました・・・。

化粧台を撤去し、洗面と玄関前の廊下の下地を全て剥がして一旦乾燥期間を設けました。

2週間程乾燥させて、乾いたのを確認し、新しい板を全て上貼りしました。

内装を施し、化粧台も交換しました。

廊下も貼り替えて完成です!👏

いやぁ、一時はどうなる事か💦と思いましたが、無事完工出来て良かった!😃

ところが・・・

月日は流れて10月のある日、お客様から

床の一部が何故か黒ずんで来ているんですけど、見てもらえないでしょうか?😢

とご連絡がありました。

 

さっそく見にいくと・・・。

なにやら黒い点々が・・・

嫌な予感・・・💦 CFをめくってみました。

こちらの黒い点々の正体はカビでした。😢

新しく貼った木材の裏にもカビが・・・。

床下には断熱材がありまして、その断熱材もカビていました。

床下の断熱材を剥がして乾燥期間を設けました。

床の断面図が上の図の様になっていまして、床下から上がった湿気を、

CF(ビニール素材)と断熱材でサンドして受け止めている様な状態になっており、

前回施工した新しい下地板にカビが発生してしまった状態になっておりました。

可愛く説明するとこんな感じですね💦

2か月程十分に乾燥させてから廊下を解体しました。

解体中です。解体に苦労しておりました😢

弱っている根太を補強し、強度を出します。

根太の上に新しく下地の板を貼っていきます。

今度はCFではなく、無垢のフローリングを施工する事にしました。

無垢ですと天然の木なので、吸湿性もあり、湿気を排出してくれる効果もあります。

これで湿気が上がってきても無垢のフローリングから湿気を排出し、カビが抑制される

のではないかと実験的に施工しました。

 

今回のフローリングは、弊社に協力していただいている会社さんで、以前いいフローリングは

ないかなとお話ししていたところ、無垢の割にお値段もそこまで高くなくて、

施工性がよいと評判のプレイリーホームズ株式会社さんの無垢材を紹介していただき、

是非一度使ってみたいという事で、使用させていただきました!

 

※画像をクリックするとサイトにアクセスできます。

 

今回事情を説明して、取り寄せさせていただいたのですが、担当さんも経緯をお話しさせていただくと、

とても喜んでおられ、そして名古屋からはるばるご来社して下さいました😃

その際に、こういった材料があるといいのでは?などフローリングや建具について、色々お話しさせていただきました。

 

今回フローリングを施工していただいた職人さんも、プレイリーホームズさんのフローリングに、これは使いやすい!

自宅もこれで貼り替えしたい!との事で、カタログ手配中です!

(1月中旬に新カタログが出るそうです。)

 

框も取付して無事完成です。👏

施工前の框と比べて明るくなり、雰囲気も変わりましたね😊

 

この状態でお客様にも様子を見ていただいて、問題なければ次に気になるところを範囲を広げて

無垢で施工して行きましょう!という事になりました。

工事も年内に終わらす事が出来て、ホッとしました。

それにしても、カビの威力は凄いですね…。会社としてもとてもよい経験になりました。

 

 

これからも快適な生活をご提供させていただきます。